【初心者向け】ポルカドットの役割や重要性について。将来価格はどうなる?これから間違いなく上昇します

今後間違いなく誰もが知らずのうちに恩恵を受けるだろうポルカドットについての解説です。Web3.0、仮想通貨、ブロックチェーンの主役は間違いなくポルカドットです。

ポルカドットとは?

ポルカドットは、ギャビンウッド氏を率いる Web3 Foundation によって開発されたオープンソースブロックチェーンプロジェクトで、セキュリティ、スケーラビリティ、イノベーションのための最も堅牢なブロックチェーンプラットフォームを提供しています。

ポルカドットの開発者

ポルカドットを語る上で、ギャビンウッド氏を説明しないわけにはいきません。

彼はもともとイーサリアムのCTOでした。イーサリアムのアイディアを考えたのはヴィタリクブテリン氏ですが、開発を主に担当したのがこのギャビンウッド氏です。
しかし、イーサリアムが利用されるにつれ、イーサリアムのスケーラビリティについての問題にぶつかります。そしてハードフォークと呼ばれるアップグレードによってしかバージョンアップできないイーサリアムについての根本的な設計についても問題があることに気づきます。
ギャビンウッド氏はイーサリアムの開発を抜け、実用レベルで使えるブロックチェーンの開発に取り組みます。
そして生まれたのが、ポルカドットです。
トランザクション問題を解決し、ハードフォークなしでアップグレード可能で、セキュリティーも堅牢なマルチチェーンプラットフォームが完成したのです。

ブロックチェーンのトランザクション問題

ポルカドットは、これまでブロックチェーンが実用レベルに至らなかった最大の問題である処理能力(トランザクション)の課題を解決した、限界のないブロックチェーンとして注目されており、現在ポルカドットを基盤に多くのプロジェクトが開発されたり提携されたりとエコシステムが構築されております。
ブロックチェーンのトランザクション問題というと、少し堅いのでわかりやすく説明しましょう。
ブロックチェーン技術を用いた仮想通貨は、価値がついているため決済としての利用方法も検討されています。
たとえば、お買い物の時のPayPay支払いする時をイメージしてください。自分のQRコードを見せてレジの人に読み取ったら「ペイペイ♩」という音がして決済完了です。
だけど、これがビットコイン払いだと、レジの人に読み取ってもらって「ペイペイ♩」って言うまでに30分かかるイメージです。
見ず知らずのレジの店員と30分何話せばいいのって、、?
いやいやそういうことじゃなくて、そもそも支払いに30分かかってちゃそんなの現実世界に持って来れねーよ。っていうのが、これまでのブロックチェーンが実用レベルに至らなかった最大の問題点でした。
しかし、ポルカドットはプロセスを並行処理して処理速度を上げることで、スケーラビリティ問題を解決することに成功しました。
イーサリアムが1秒に9件の処理が限界なのに対して、ポルカドットは1秒に最大10万件処理できると言われています。
クレジットカード業界では世界一の処理能力を持つVISAカードのシステムでも1秒あたり平均4000~6000件と言われているので、ポルカドットは実用レベルに充分に達していると言えます。
どうですか? ポルカドットが処理能力(トランザクション)の課題を解決したことで、ようやくブロックチェーンが現実世界で使われそうなイメージが湧いてきましたよね?
以下の画像は、ポルカドット基盤で開発されたdApps(分散型アプリケーション)や、ポルカドットと連携を狙うプロジェクトです。ポルカドットのエコシステムはすでにこれほど構築されているのです。また、昨年11月には中国政府が公式に認めるブロックチェーンのリストにも追加されています。

ブロックチェーンテクノロジーを利用したプロジェクトは色々な役割がありますが、ポルカドットは限界のないブロックチェーンとしていちばんに注目を集めているわけですが、ポルカドットは加えてブロックチェーン同士を繋ぐ役割を持っています。これがインターオペラビリティー(相互運用性)と言われるやつです。
ポルカドットのようなインターオペラビリティーを担うプロジェクトがあるおかげで、ブロックチェーン同士が会話できるようになります。
これについては、ステイクテクノロジー社CEOの渡辺さんが次の動画で 04:03 からわかりやすく解説されています。
ちなみにステイクテクノロジー社CEOの渡辺さんはポルカドットに日本人でもっとも近い人物で、ポルカドットについてもかなり熟知されています。


とてもわかりやすい解説ですね。
海外では現地通貨がなければ買い物できませんが、VISAやマスターカードがあるおかげで世界で現地通貨なく買い物ができますが、そんな感じです。
ブロックチェーンが現実世界で使われるために、なくてはならない存在なのです。
例えばコスモスのように、インターオペラビリティーの役割をもつプロジェクトもたくさんありますが、結局コスモスもスケーラビリティの問題が解決できていないのです。ポルカドットはパラチェーンによってスケーラビリティの問題を解決したブロックチェーンで、かつインターオペラビリティの機能を持つので、時価総額でCOSMOSのATOMもすでに追い抜いてしまっている状況です。
コスモスも最終的にはポルカドットのエコシステムに繋がるんです。つまり、ポルカドットがコスモスを飲み込んでしまうのです。

ポルカドットはそれほど期待されており、投資家からもっとも注目されている仮想通貨プロジェクトのひとつなんです。
ポルカドットについての技術的な概要についてはこちらの動画がわかりやすいです。


すごさがなんとなくでも伝わりますよね?

価格が上がる理由

トークンがどのように使われ価格上昇していくか?という仕組みについて、仮想通貨業界では「トーケノミクス」という言葉を使います。
ポルカドットのトーケノミクスは非常にうまく設計されております。

ポルカドットネットワークのネイティブユーティリティトークンDOT(ドット)は、ポルカドットでの取引手数料の支払いと投票に使用されます。Polkadotはプルーフオブステーク(PoS)チェーンであるため、DOT保有者は、他のプラットフォームの鉱夫に与えられるメリットを享受できます。リレーチェーンは、水玉のアーキテクチャのルートにあり、かつDOT保有者は、そこに参加しています。DOT保有者は、バリデーターノードとしてステーキングすることでエコシステムを保護します。ユーザーは、DOTを指名し、指名者になり、報酬を共有することで、バリデーターを信頼できます。システムをだまそうとするバリデーターは、彼らの利害関係(および彼らの推薦者の利害関係)を大幅に削減します。ノミネーターは、最大16個のバリデーターを信頼できるものとしてサポートできます。

引用元: https://holdex.io/x/polkadot/understanding-polkadot-a-beginners-guide-and-review

ポルカドットはDapps系の仮想通貨なので、イーサリアムなどのように、ポルカドットをベースに様々なブロックチェーンアプリが構築できます。このポルカドットをベースに作られたブロックチェーンプロジェクトが流行りユーザーが増えるほど、取引手数料としてドットが利用され価格は上昇していく仕組みになります。
この仕組みについては、Dapps系ブロックチェーンの一般的な仕組みです。
ポルカドットの面白いところは、上記で述べられている「投票」という仕組みにあります。
ポルカドットはブロックチェーンのプラットフォームです。
iPhoneのようなものをイメージしてください。
iPhoneは非常に人気なので、開発者の誰もがアップルストアにアプリをリリースしたいです。
ポルカドットも同様に優れたブロックチェーンなので、開発者の誰もがポルカドットに繋がりたいと思っています。
アップルストアのアプリの掲載判断をするのは、アップルです。
それじゃあ、ポルカドットに繋がるプロジェクトは誰が選ぶのでしょうか?
それは、ポルカドットのトークンを持つ保有者、つまり、コミュニティーが投票(パラチェーンオークション)によって決めるのです。

パラチェーンオークションについて

仕組みとしてはイーサリアムのICOのようなものです。
ポルカドットに繋がることができるプロジェクトは最大100個まで決められています。
そして、2020年のうちに40回オークションが行われ、ドットに繋がるプロジェクトが40個決まる予定です。
この投票権はポルカドットのトークンをもつユーザーがドットの保有数に応じてもられます。
投票と同時に、オークションが終了するまでドットは一時的にロックされます。
オークションが終了して、
投票したプロジェクトが一位になって枠を獲得した場合、そのプロジェクトのトークンが付与されます。ドットの数を減らすことなく、無料でもらえるのです。(その代わり、投票で勝ち取ったドットはプロジェクトが繋がっている2年間ロックが必要。)
投票したプロジェクトが一位にならなかった場合、オークションの終了と同時にドットのロックが解除され、ドットは次のオークションに投票できます。
オークションが開催されるたびに多数のトークンが2年間ロックされるので、売り圧が減ります。
その結果、ドットの需要が供給に勝り価格上昇へと結びつくのです。
一度プロジェクトに勝ったからと言って未来永劫ポルカドットに繋がるわけではありません。
2年後にまたオークションに参加して、オークションに勝つ必要があるのです。
これによって、ポルカドットエコシステム内で競争原理が生まれ、よりよいエコシステムが構築されるのです。
テレビ番組が視聴率に影響して改変されてより時代にあったものへ変わるように、JリーグがJ1とJ2で入れ替わりよりよいプロジェクトが生まれるように、ポルカドットのエコシステムは発展していきます。
ポルカドットは永遠に未完成で、進化し続けていくのです。
ポルカドットのトーケノミクスについては、この記事で詳細に語られていますので、理解できるまでぜひ読んでみてください。

ポルカドットはまさにこれからのプロジェクト

ポルカドットはメインネットがすでにリリースされています。
でも、プラットフォームはあるのに、まだこのプラットフォームにはなんにものっていないのです。
iPhoneを買ったのに、アプリがなにひとつない状態です。
どのようなプロジェクトと繋がっていくかのパラチェーンオークションは今から始まろうとしているのです。
今後パラチェーンオークションが開始されていくと同時にエコシステムは強大化していき、ポルカドットの需要はあがり価格は上昇していくでしょう。

ポルカドットの将来価格は?

さて、ではポルカドットの価格はいくらぐらいになるのでしょうか?
今現在は1ドットあたり2300円です。
ポルカドットは限界のないブロックチェーンとしてその利便性、拡張性、将来性などをみても、現在仮想通貨の時価総額ランキング2位であるイーサリアムを超えるだろうということもあり、イーサリアムキラーと言われています。

では、イーサリアムを抜いた時、ポルカドットの価格はいくらになるのでしょうか?
2021年6月18日時点で、イーサリアムの時価総額は約30兆円です。

2021年6月18日時点で、ポルカドットの時価総額は約2.3兆円です。

つまり、ポルカドットがこのままイーサリアムの時価総額に追いついた場合、現在価格から15倍ほどになると予想できます。
今現在は1ドットあたり2300円ですので、イーサリアムに追いついた場合、1ドットあたり3万4500円になると予想できます。

目指せ1ドット3万円、いや10万円

仮想通貨は4年に一度大きな上昇トレンドが発生しています。
今年のうちにまずは1万円、そして3万円と目指して行って欲しいですね。
1ドットあたり3万円になるのが4年後なのか、はたまた8年後なのかは分かりませんが、ポルカドットは間違いなく今後も長期的に価格を上げていくでしょう。
しかし、仮想通貨市場はまだまだ小さい市場です。
何年後になるかはわかりませんが、僕は1ドット10万円も余裕であると思っています。

まとめ|ポルカドット、まだ持ってないの?

ポルカドットのCTOは、イーサリアムの技術設計を担当していた方です。
イーサリアムの課題を解決すべくポルカドットを作ったわけです。
ステイクテクノロジーCEOの渡辺さんが語っているように、イーサリアムが処理能力の課題を解決されるとしている2.0まで、まだまだ数年かかるとされています。
ポルカドットはすでにその技術も実装済みで、これからパラチェーンオークションによって盛り上がってくるのです。
Web3.0の基盤となるポルカドットがこんなに安い時代に生きている私たちは千載一遇の投資チャンスです。
マイクロソフトの株やAppleの株を上場初期の頃に購入できなかったと後悔した方は、ポルカドットに投資するのは面白いと思います。
ちなみに僕は長期目線でポルカドットを保有しています。
AKB総選挙にはまったく興味もなく投票しなかった僕ですが、パラチェーン総選挙にだけは参加したいです。
個人的な意見ですが、ポルカドットはこれから数年でエコシステムの構築が進むにつれ仮想通貨ランキングTOP3位に入ってくる銘柄だと思っています。
ポルカドットがイーサリアムを追い越すのも4年あるいは8年後なのかはわかりませんが、時間の問題だと思っています。
仮想通貨といえば今はビットコインですが、これからはテクノロジー系が中心になってくるでしょう。
ビットコインがデジタルゴールドの地位を確立できなかった場合、テクノロジー系の仮想通貨がいつかビットコインを追い越すことがあるのかもしれません。
それがイーサリアムなのか、カルダノなのか、ポルカドットなのか。
ポルカドット、カルダノ、イーサリアムはブロックチェーンのテクノロジー銘柄として、将来的にGAFA(Google、apple,Facebook,Amazon)に匹敵する時価総額に育つと考えています。
僕のことは嫌いでも、ポルカドットのことは嫌いにならないでください。
ポルカドットはそれぐらいすごい仮想通貨なのです。