【経験談】IT未経験からフリーランスエンジニアになるための道しるべ

「IT未経験者からでもエンジニアになれる?」「IT未経験からエンジニアになるには?」「IT未経験者だけど夢はフリーランスエンジニア!」こういった疑問に答えます。

IT未経験者でもエンジニアになりたい!という声が多いので、僕が実際にフリーランスエンジニアになった方法を解説してきたいと思います。

  • どうも、フリーランスエンジニアの notty です

ちなみに僕は、現在20代後半のフリーランスエンジニアです。
フリーランスエンジニアといっても、自分で営業をかけてバンバン仕事をとってきて業務をこなす!という働き方ではなくて、1つメインの仕事をこなしながら、自分でやりたいことをやっています。
メインの仕事はリモートワークで週4にしてもらっているので、場所を選ばず仕事ができます。
エンジニアとしてのメインの仕事は週4で一ヶ月税込み40万円程度の収入です。
週5にすると、税込み50万円程度になりますが、今は自分の仕事に注力したいため、減らしてもらっています。
このへんの融通が効くのもフリーランスとしてのメリットですね。
さて、実際僕もITエンジニアになるべく人生設計をしてきたわけではなく、文系大学卒の一般人でした。
それからエンジニアとして無縁の社会人を経験したのちエンジニアに転職しました。

IT未経験でフリーランスエンジニアになるための道しるべ

プログラミングスキルを身につける

エンジニアたるもの、まずはプログラミングスキルをつけなければいけません。
しかしプログラミングスキルを付ける前に、どんなプログラミングスキルを身につければいいか知っておく必要があります。
実は一言にITエンジニアと言っても、様々な種類があります。
少し一例を出してみましょう。

ウェブ・オープン系

ウェブサイトやウェブサービスを作成するプログラマーです。
エンジニアの花形とも言えるのではないでしょうか?
FacebookのようなSNSや企業の公式ホームページなどのウェブページ・ウェブサービスを製作します。
ウェブ系のプログラムは、バックエンド(サーバー側の処理)とフロントエンド(ブラウザ・画面側)に分かれているため、両方の知識が求められるので、正直覚えることは少し多いですね。
バックエンドでは PHP や Ruby のどちらかの言語が使われることが多く、フロントエンドではHTMLやCSS、JavaScriptのつの言語の知識が必要です。実務で担当する場合、分業制でバックエンドかフロントエンドどちらか一方の知識があればいいんですが、個人レベルでWEBサービスを作るとなれば、バックエンドとフロントエンドどちらの知識も必要になってきます。
個人ホームページやこのブログなどもWEBサービスになるので、需要は多い上に個人レベルでのマネタイズがもっとも簡単です。

スマホアプリ系

スマートフォンには、ゲーム以外にも多数のアプリがありますよね?
ブラウザやカメラ、メーラーもすべてアプリです。スマホ特有の部分はありますが、ゲームアプリよりも習得は容易です。今日では、だれでもアプリ開発が可能になっています。
僕もエンジニアになったきっかけは、学生時代に独学でiPhoneアプリを作ったのがきっかけでした。
Androidアプリは、一般的には Java という言語を使って開発します。iPhone アプリも同様で開発言語は、Swiftがメインでしょうか?
一般公開するにはディベロッパー登録してアプリストアに自分のアプリを登録することも可能です。中毒性の高いゲームを開発して一発億万長者になった人も多いですよね。

組み込み系

冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品、自動車などに使われるプログラムいわゆる「組み込みプログラム」ですね。
主にCやC++を使って開発されます。IoTで少し流行しているようですが、初心者にとっては少し難しいかもしれません。基本的にはハード機器とセットになるので、個人レベルでのマネタイズも難しいですね。

結局どれがいいの?

そのほかにもまだまだあるんですが、今回はこれくらいにしておきましょう。
では、どれがおすすめなのか?
僕がおすすめするのはWEB・オープン系です。
理由は先述したように、WEB・オープン系のマネタイズがもっとも簡単だからです。
また、今回は僕の経験談から話をしていきたいと思うので、WEB・オープン系で話をすすめていきましょう。
プログラミングスキルをつけるには現在いくつかの方法があります。

プログラミングスキルをつける3つの方法

① 独学

② オンライン学習

③ スクールに通う

プログラミングスキルは独学でも勉強できますが、時間効率がいいのは絶対的にスクールに通うことです。
10~20万程度かかりますが、エンジニアとして働けば1ヶ月でペイできるので、けちらず自己投資することをおすすめします。


独学したい場合はこちらの記事をご覧ください。

さて、プログラミングスキルをつけても、いきなりフリーランスエンジニアになるにはまだ早いです。
まずは実務経験を積んでおくべきでしょう。
独学や学習レベルでは経験できないことが実務では経験できます。
現場のエンジニアから知識を吸収できたり、あとは月間数億PVの高負荷対策など、そういった経験がフリーランスエンジニアとしての武器になります。
まずは実務経験を積むべきです。

現場で実務経験を積む

僕のようにエージェントを介して仕事をもらうには、「こんな仕事をやってきました。」「こんなものを作りました。」「こんな言語ができます。」といったスキルシートを見せて仕事をもらいます。
フリーランスでエンジニアとして働く場合、企業は即戦力を求めているので、「プログラミングスクールに通いました。」といった学習レベルの経験だけの人材はまず仕事をもらえないと思っていいです。
じゃあ未経験者はどうしたらいいの?となりますよね。
そこでおすすめなのが、派遣会社に登録してエンジニアとしての経験を積むことです。
フリーランスで働くエンジニアを求める会社とは違って、派遣会社の求人は未経験でもIT知識が少しでもあればいいという求人案件が多いので、「プログラミングスクールに通いました。」だけでも全然仕事はあります。
俄然人材不足です。
給料は時給制でだいたい1,500円〜2,000円とかフリーランスエンジニアに比べて低いですが、それでも未経験で実務経験が積めるのでお給料もらいながら勉強できる最高の環境と思いましょう。
僕も最初は独学でスキルを習得してから、派遣会社に登録してエンジニアとしての実務経験を積みました。
もちろん会社員になってプログラミングスキルをつけるのもいいですが、その会社をやめるときに少しハードルが高いですよね。
派遣会社は「1年やって辞める→次の案件に入って新しいプロジェクトを経験」といったことができるので、経験値としては確実に派遣会社の方が得られます。

派遣会社に登録しよう

就きたい仕事を精査する必要があるので、こちらで紹介している派遣会社はすべて登録しておきましょう。

案件紹介のエージェントに登録

さて、派遣会社で実務経験を積むのは、1,2年程度でいいのではないでしょうか?
スキルも付いて、経験もある程度経験してきましたよね?
ここから実際にフリーランス案件として紹介してくれるエージェントに登録しましょう。
ここでは厳選して10社紹介しておきます。
問答無用で全登録必須です。

まとめ|フリーランスとして大切なこと

フリーランスとしてデビューすれば、会社員とはまた違ったスタイルで働くことが可能です。
もちろん、フリーランス案件1本で生活することも可能ですし、僕のように独立するための別の仕事をしながら、フリーランス案件をこなすことも可能です。
僕自身週4で働くことができる上、リモートワークで働くことができるので、海外に行くこともあれば国内旅行や急な用事で東京に行くこともできます。
このような働き方ができるのは、エージェントが案件を紹介してくれているおかげです。
ただ、この状況に甘んじていては、いつ仕事がなくなるかわかりません。
フリーランスは自分自身が商売道具です。
常にスキルアップのために最新技術を習得する習慣をつけておきましょう。
以上、IT未経験からフリーランスエンジニアを目指している方は、僕のフリーランスになるまでに歩んだ道をぜひ参考にしてみてください。