【評判不要】エンジニアの僕がテックキャンプとテックアカデミーを徹底比較

エンジニアの僕が実際に経験したテックキャンプとテックアカデミー2社のプログラミングスクールを項目別に徹底比較しました。評判に左右されずキャリア形成に最適なプログラミングスクールを選ぶことが大切です。

  • どうも、フリーランスエンジニアの notty です

まず大前提として、もしもあなたがIT未経験の場合、プログラミングスクールに通うことを絶対におすすめします。
本やオンライン教材で学習しながら独学することもできるのですが、独学の場合つまずいたときのエラーの解消に数時間かけたりとあるので、そのような学習効率を考えればプログラミングスクールに通うべきです。
10万円〜30万円の費用が高いと思うかもしれませんが、独学でエラーにつまづいて何時間もかけたり結局挫折してしまうくらいなら、効率よく学習してさくっと40万円を稼ぐべきです。
プログラミングは一生モノのスキルになるので、自己投資と考えてスクールでプログラミングを学ぶことをおすすめします。
あと、たまにあるのですが独学でへんな癖をつけるのも非常に怖いです。
どうしても支払いを抑えたいという場合は、最後に転職サポート付きの無料学習コースを紹介しています。

どのプログラミングスクールを受講すべき?

今回はエンジニアである僕が、各スクールのメリット・デメリットを比較しあなたの状況にあったおすすめのスクールを提案しています。この記事でどのプログラミングスクールを受講すべきか迷っている方の最終判断ができればと思います。

プログラミングスクール選びでもっとも大切なこと

大切なことは、将来なにをしたいのか、キャリア形成に沿ったプログラミングスクールの受講です。広告だらけのネットに溢れる真実かわからない口コミ・評判ばかりを気にしていると、目的がぶれてしまうのでおすすめしません。
ちなみにコースの受講で迷っている方は、特別な理由がない限り、WEBアプリケーションコースの受講がおすすめです。理由としては、需要がとても多くて個人で仕事をとることが簡単だからです。
WEBアプリケーションコースをマスターすればTwitterやインスタグラムのようなSNSサイトや口コミサイトといったWEBアプリケーションの作成ができるようになるので、もちろんそれよりもシンプルなホームページやコーポレートサイトも簡単に作れるようになります。
このようなWEBページの作成依頼はクラウドソーシングのサイトでたくさんの募集があるのでWEBアプリケーションコースの受講後すぐに1日で何万円も稼げるような仕事を取ることも可能です。
反対に流行りの人工知能(AI)コースやブロックチェーンコースなどの受講はおすすめしません。これらは個人レベルがクラウドソーシングで仕事を依頼することもめったにないので、WEBほどの需要がありません。また、人工知能などを勉強しているエンジニアは技術レベルもかなり高いギークな人が多く、AIエンジニアとして実務未経験の人を採用してくれる企業はめったにありません
さて、それでは僕がおすすめする2つのスクールを比較していきましょう。

テックキャンプとテックアカデミーを徹底比較

前提|比較するプログラミングスクール


この記事で紹介しているのは僕が実際に経験した2つのプログラミングスクールの比較です。
僕は生徒としてテックキャンプ(TECH::CAMP)を受講し、現在講師としてテックアカデミー(TechAcademy)で指導しています。

大手プログラミングスクール2社

TECH::CAMP オンライン受講。東京、大阪、名古屋に全8校の教室

TechAcademy オンライン受講。プロの専属メンターサポート付き

スクールの受講前からPHPという言語を使用してエンジニアとして働いていましたが、スクールを受講した理由は、フリーランスとして独立するにあたって一度しっかりとプログラミングについて勉強しようと思ったのがきっかけです。
当時はいくつかあるプログラミングスクールから選定し、テックキャンプとテックアカデミーの2つに絞り、最終的にテックキャンプを受講することにしました。
僕がテックキャンプを受講した理由は以下の2点になります。

  • 複数の言語を勉強したい
  • プログラムはわかるのでコスパの良い方

※これらの説明は後述しています。

テックキャンプとテックアカデミーそれぞれの特徴

共通すること

テックキャンプとテックアカデミーはそれぞれ会員限定のサイトに公開されているカリキュラムに沿って学習を進めていきます。
カリキュラムに沿って作成していけばそれぞれの学習コースで学んだ作品が作成できます。途中思わぬところでつまづいてしまっても、レスポンスの早いチャットサポートがあるので、どうしてエラーになったのか原因を知り解決していくことができます。
また、自分の思いついたアイディアをWEBで制作したいという場合、どちらのスクールでもオリジナルアプリ制作のサポートがあります。
こういった点はどちらも共通して比較しているので、この時点ではどちらも大きな違いはありません

特徴的な違い

TECH::CAMPのメリット

東京6校、名古屋1校、大阪1校の教室を開講していること

TECH::CAMPの最大のメリットは教室を開講していることです。ほかの生徒と一緒にコミュニケーションを取りながら学習を進めていくことができます。
初心者にとってはじめてのプログラミング学習はハードルが高くほとんどの場合挫折してしまいます。しかし、教室に通って学ぶことにより、複数のメンターとオフラインで会話しコミュニケーションを取れることはとても良い点だと思いました。
また、教室には当然ほかの受講生も勉強しにきています。仕事終わりのサラリーマンや平日休みのお仕事をされている方など、仲良くなるといろいろなお話ができ息抜きをすることもできるし、一緒に勉強してカリキュラムを進んでいくこともできました。僕の通っていた頃、当時小学生の子どもがぐんぐんとプログラミングを学んで勉強していたりと、ほかの受講生に刺激をもらうこともありました。
このように、他の受講生たちと切磋琢磨できる環境になっているのでTECH::CAMPでの受講は挫折しにくい環境になっています。
ひとりで勉強できるかな?挫折しにくいかな?と考えている方は、TECH::CAMPの受講をしましょう。
TECH::CAMPの無料体験を受ける
ただし、この教室は東京、名古屋、大阪の地域にしかありません
これらの教室に通えない地域に住んでいる方は、次に説明する理由でTechAcademyの受講をおすすめします。

TechAcademyのメリット

プロのメンターが指導していること

TechAcademyの最大のメリットはメンターが全員レベルの高いエンジニアであるということです。僕も実際にメンターになるためにはテストとオンライン面接があったのですが、テストは基本手的な問題ではなく、少し技術的な問題があり、現場である程度経験していないと答えられないなという印象でした。
メンターの試験問題は規約により掲載することはできませんが、実際に技術試験に受かった証拠がこちらです。


このように、TechAcademyメンターの質はしっかりと担保されています。それぞれ専属のメンターが付いているので、実際の現場での話や応用技術の話などが聞けるのは非常に良い点です。
このように、メンターの質が高いのでTechAcademyの受講は、現場レベルの技術も学べる環境になっています。
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カリキュラムについて比較

カリキュラムについて比較すると、このような結果です。

  • わかりやすさを求めるのであればTECH::CAMPがおすすめ
  • 技術レベルを求めるのであればTechAcademyがおすすめ

TECH::CAMPのカリキュラムはとても見やすいカリキュラムになっていました。実際に小学生も受講されているように、だれでもわかりやすいようにとカリキュラムが何度もアップデートされています。その回数は実に1000回以上。実際に僕が受講した印象では画像が多用されていたりと、確かに見やすくわかりやすい解説になっていました。
たとえば中学生や高校生、プログラミングについて勉強をしておきたいという方はカリキュラムのわかりやすさからTECH::CAMPの受講をおすすめします。
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TechAcademyのカリキュラムは技術レベルが高いものになっており、WEBアプリケーションを作成するのに必要な機能が学習できます。例えば、TwitterなどのようなSNSのアプリケーションを作成する場合、プロフィール編集機能で、自分のプロフィール写真をアップロードする機能がありますよね?
このような画像加工の機能の実装が残念ながらTECH::CAMPにはありませんでした。
僕が受講したカリキュラムは2016年のものなので、現在は改善されている可能性もあります。このような点は無料体験コースで聞いておいたほうがいいでしょう。
大学生や社会人の場合でIT市場への就活または転職を意識してプログラミングを学びたいという方はTechAcademyの受講をおすすめします。
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学習に割ける時間について

あなたのプログラミング学習に割ける時間について比較すると、このような結果です。

  • 1日0時間〜3時間の場合はTechAcademyがおすすめ
  • 1日5時間〜8時間の場合はTECH::CAMPがおすすめ

忙しくて1日数時間程度しかプログラミング学習の時間がとれない場合はTechAcademyをおすすめします。理由はTechAcademyのカリキュラムは買い切りのため、受講が終了しても学習したカリキュラムを何度も見返すことができるからです。社会人のように忙しい方でも自分のペースで学習できます。
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TECH::CAMPの場合は入会費用+月額の受講費用がかかってしまうため、忙しくてプログラミング学習に十分な時間を割けない場合はおすすめできません。また、TECH::CAMPの場合は受講が終了した場合カリキュラムを見ることでできなくなってしまいます
学生の夏休みや休業期間など、1日に5時間〜8時間程度割ける方は、TECH::CAMPもおすすめです。つまづいたところを文章にしてチャットで説明するのは時間がかかってしまうため、教室に通ってつまづいたらメンターに質問=>カリキュラムを進める=>またつまづいたらメンターに質問といった具合に効率よくすすめることができるからです。
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将来エンジニアになりたいの?

あなたが現在社会人で、エンジニアとしての転職を理由にプログラミングスクールの入塾を検討している場合、カリキュラムの技術レベルやメンターの質から総合して、TechAcademy での受講をおすすめします。
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しかし、どうしてもプログラミングスクールへ支払うお金がもったいないと思う方は、GEEK JOBが提供している完全無料の社会人転職コースの受講をおすすめします。これは29歳までの方を対象として、完全無料でプログラミングを学習でき、500社以上の優良IT系企業への転職までサポートしてくれるコースです。
この制度を完全無料でしっかりとしたネットワークなどのインフラ知識からプログラミングまで学習できます。すぐにエンジニアとして転職を希望している方はGEEK JOBの社会人転職コースを受講しましょう。
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まとめ|エンジニアを目指している場合

それぞれの状況に適したプログラミングスクールを提案してきましたが、自分に最適なスクールはお分かりいただけたでしょうか?
これまでの内容を総括すると、メンターの質、カリキュラムの充実度から見ておすすめなのはTechAcademyでの受講になります。しかしながら、あなたが東京、名古屋、大阪に通える地域に居住している場合はTECH::CAMPでの受講を選択肢に入れるのもありでしょう。その中で、今すぐに転職を希望しない場合や、入門レベルとしてプログラミングを学びたい場合はTECH::CAMPでの受講がおすすめです。仕事が忙しい中でエンジニア業界の転職を希望し、本気でプログラミングを学びたいという意思が固い場合はTechAcademyでの受講一択です。
以上、この記事では、今のあなたの状況を分析し、目的別でどちらかおすすめのプログラミングスクールを提案してみました。それぞれのメリット・デメリットを理解した上でプログラミングスクールの受講を決めましょう。
また、プログラミングスクールの体験は無料なので、受講を決める前にふたつとも体験してみて自分にあったプログラミングスクールをメンターと相談して決めるのも一つの方法です。
後悔しないように、自分で納得した上でプログラミングスクールの受講を決めましょう。