スワップ運用 【初心者向け】メキシコペソのスワップポイントを利用した複利運用のやり方 2019.07.12
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初心者でも簡単にできるメキシコペソのスワップポイントを利用した複利運用投資のやり方を紹介します。5年後には月5万円の積立で毎月50万円の不労所得が得られるかもしれません。
どうも、フリーランスエンジニアの notty です
最近は自動売買ツールも安定してきたので、新たに複利運用で投資できる方法を模索していました。
目次
スワップ運用とは、二国間の金利差を利用して利息(スワップポイント)を得る手法です。
スワップ運用を簡単に言うと、「高金利外貨建て預金」という感じですね。
日本では預貯金も半年で金利が付きますが、その利率は限りなくゼロに近いものですよね。
しかも利息がつくのは半年に一度、、、これではまったく意味をなしているものではありません。こんな低金利で日本人が好き好んで預貯金をするのは、かつての高金利時代の名残なのでしょうか?
さて、スワップ運用では一般的に低金利(日本円)の通貨を売って、高金利の通貨を買った場合、その金利差分をスワップポイントとして受け取ることができます。
そして、スワップポイントは建玉を保有し続けると原則毎日受け取ることができます。
毎日受け取ることができるスワップ運用では、そのスワップ利益も再投資することでさらに複利運用も可能となります。
ということで、最近流行っている方法なので新しいことではないですがスワップ運用をはじめます!
僕は、メキシコペソ円のスワップ運用にしました。
メキシコペソ円は1万通貨あたり1日スワップが15円とかなり高額のわりに、値動きが安定しています。
当たり前ですが、スワップ運用をする場合は、保有通貨の価格が下がることが一番のリスクです。
つまり、為替差損のリスクを孕んでいるということです。
日本の個人口座の最大レバレッジは25倍ですが、25倍のレバレッジで通貨を保有するとリスクが高すぎるので注意してください。
たまに25倍で運用しているブログも見かけますが、くれぐれも実行レバレッジは1〜5倍程度で抑えましょう。
ちなみにトルコリラはメキシコペに比べてはるかに高金利通貨なのですが、為替差損のリスクがかなり高いためおすすめしません。
基本的な経済政策として、金利を引き上げるときは不況であることを意味します。
トルコのように国として信用ができない場合、投資対象としてはおすすめできません。
メキシコペソを発行しているメキシコとはどんな国なのでしょうか?
経済的には安定している国なのでしょうか?
OK, Google
メキシコといえば?
サボテン!
マラカス!
うんうん!陽気で愉快だし投資しよう!
とはならないですよね・・・
国力を測るGDP(国内総生産)を見てみましょう。
メキシコのGDPは上昇傾向にありますが、トルコのGDPは最近減少傾向にあります。
なにかと話題のギリシャは2009年以降、緩やかに下げていっています。
安全資産とされる日本円を発行する日本も比較対象に入れてみましょう。
日本の国力は圧倒的ですが、ここ数年は横ばいの状態が続いています。
しかし、プライス・ウォーターハウス・クーパースによる「2050年の世界レポート」によると、今後のGDPランキングはこちらのように推移すると予想されています。
引用:PwC、調査レポート「2050年の世界」を発表 先進国から新興国への経済力シフトは長期にわたり継続‐インド、インドネシア、ベトナムが著しく成長
なんと2050年にはGDPでメキシコに抜かれるという予測が出ているほどです。
国としての信頼はあるので、経済的に成長していくメキシコは投資対象としては安心できます。
メキシコ経済の潜在成長力に対する期待から、値上がり益を求めてメキシコペソを買う投資家も多いようです。
長期投資の対象としては問題ないと言えるのではないでしょうか。
スワップ運用として最も大切なのは、メキシコペソの価格が下がらないことです。
メキシコペソのチャート(対円)を見ていきましょう。
2006年から2008年前半にかけては1メキシコペソ=10~11円台で推移していましたが、2008年9月のリーマンショックで6円台まで急落しました。
それ以降は6~7円の間でしばらくレンジが続きますが、2011年から12年にかけて一時は5円台前半まで価格が下がりました。この間メキシコのGDPは4〜5%で成長していたのですが、これは円高の勢いが強すぎたことが大きな要因ではないかと考えられています。
事実、安倍政権による大胆な金融緩和が始まった2013年以降はメキシコペソ高・円安にトレンドが転換し、2014年後半には一時1メキシコペソ=9円近辺まで価格が進行しました。
しかし、その後の原油価格の急落でメキシコペソは再び弱含み、2018年5月末時点では1メキシコペソ=5.5円前後で推移しています。
メキシコのGDP成長率やチャート上の4.8円のサポートラインはかなり強いものだと考えられ、スワップ運用をしていく価値はあります。
スワップ運用を開始する際は、為替リスクをしっかり理解してから運用しましょう。
では、メキシコペソでどれほどのスワップ運用益が期待できるのか?
今回はスワップ利益も再投資する複利運用でどれほどの利益が得られるのか、複利運用シュミレーションをしてみましょう。
■ 積立条件
毎月5万円と前月分のスワップ利益も再投資に回して積立をします。
※手数料、税金は考慮していません。
初月の投資金額5万円では1日のスワップが67円ですね、これは微々たるものですが、これを毎月繰り返してスワップ利益も再投資し続ければ、1年半後には毎日1,700円のスワップポイントが得られます。
これならランチ代がタダどころかお釣りも返ってきますね!
まさに不労所得です。
これを5年続けていくとどうなるのか?
なんと1日のスワップポイントは日給レベルの1,6000円で、1月のスワップポイントは50万円にもなります。
これってかなりすごいです。
一般的な投資信託やロボアドバイザーなどに毎月5万円を積み立てても、5年で毎月不労所得が50万円が得られるなんてことはありえないですからね。
また、このシュミレーションは一月複利の計算なので、これを1週間、あるいは1日毎にスワップポイントを再投資することで、リターン率を大きくすることも可能です。
日本は現在マイナス金利政策をとっているので、日本人ならやらない手はないですね!
では、実際にスワップ運用するにあたっておすすめの証券会社はどこなのでしょうか?
僕は、ヒロセ通商の公式サイトで取引口座を開設しました。
あまり聞き馴染みはないかもしれませんが、調べに調べまくってこの証券会社なのでかなりおすすめします。
スワップ運用はヒロセ通商がおすすめ
① 日本の証券会社
② スプレッドが最狭レベルの0.4pips
③ 買スワップポイントがかなり高い
④ 未決済でスワップポイントのみの引き出し可能
おすすめする理由は以上の4点です。
日本の証券会社を選ぶことでスワップ運用益は税率20%となります。海外証券会社の場合は雑所得の分類になるので、累進課税となり利益が多いほど税率が上がってしまいます。
スワップ運用はかなりの利益となりえますので、税率20%の国内証券の口座開設をおすすめします。
スワップ運用なので、とにかく安く仕込みたいのに高スプレッドでは利益も為替差損のリスクが高まってしまいます。
そんな中ヒロセ通商は原則固定の0.4pipsで業界最狭レベルですよね。
本来このスワップポイントというものは、ロングポジションを保有して決済した後に得られるものです。つまり、1ヶ月分のスワップポイントをもらいたいとしたら、1ヶ月保有して決済後でないとスワップポイントの出金あるいは取引はできません。
スワップポイントを得るために一度ポジションを決済して、スワップポイントを得て、もう一度ポジションを保有し直して、、、という作業があるので毎回スプレッド(手数料)を払わないといけないですよね。さらにもうちょっと下がってから買おうかな?なんていろいろ考えていたらもうめんどくさい!
スワップポイントのみを抜いて、再投資することで、複利運用効果も最大のパフォーマンスを発揮してくれます。
これかなりすごくないですか?
口座を開設してはやめに複利運用をはじめましょう!