軽自動車に軽油を入れて修理費用136,480円請求された話|給油間違い

先日、人生初の軽自動車に乗ったところ勝手な思い込みで給油間違いをしてしまい大金を支払ってしまったので、請求書と対処法を公開しておきます。皆様、くれぐれもお気をつけください。

まずは僕のスペック。

・平成生まれ
・ゆとり世代
・自動車への興味0
・軽自動車未経験
・車の運転は実家の車を週2程度運転
・ガソリンスタンドは基本セルフ
・ゆとり世代

ちなみに、同じくガソリン車に軽油を入れてしまった方はおそらく修理費用がとても気になっていると思います。

僕が過ちを犯してしまった当時は、Google先生にいくら聞いても請求費用の実例がなかったもので、それはそれは夜も眠れない日が続きました。

もしも同じく給油間違いをした方のために、先に請求書を掲載しておきます。

結果から先に言うと、136,480円の修理費用が請求されました。

修理費用は136,480円

136,480円の修理費用が記載された請求書

※個人情報が含まれるため、一部モザイク処理をかけています。

心優しいダイハツさんに 6,480 円分のお値引きをしていただき、支払総額は合計 130,000円。

ちなみに、万が一ガソリン車を入れてしまっても、その時の状況次第でこの修理費用も段違いに変わってくるそうなので、その対応方法と請求費用の内訳を詳細に説明します。

また、今まさに間違えて軽油をいれてしまったばっかりなんだけど! という方は、急いで対応方法をお読みください。

車種

・ダイハツ ミラ イース

© ダイハツ

ダイハツさんにご迷惑をかけたので、ミライースをちらっとご紹介。

ミライースはこんな車です。

・低燃費であることはもちろん、軽やかな走りと環境への配慮も。
 ※ガソリンを給油した場合に限ります。

・先進の安心を、誰にでも身近なものにしたい。
 ※ガソリンを給油した場合に限ります。

・先ゆく新しさと、親しみやすさをひとつに。
 ※ガソリンを給油した場合に限ります。

・自然と身体になじむ使い心地を。
 ※ガソリンを給油した場合に限ります。

なんでこんなことが起こってしまったのか

生まれてこの方不幸なことに軽自動車というものを全く知らずに育っていました。家で乗っているガソリン車に給油するとき、軽油は安くていいなー。軽自動車はコスパがいいんだなーなんて、軽自動車=軽油という浅はかな思い込みをしていました。

そんな思い込みをしたまま数年がたち、今年友人と計画していた旅行の準備にレンタカーをWEBで検索し、普通車の予約をとりました。
ところが旅行数日前に、一緒に行く友人がけがをしてしまい。旅行は中止で予約をキャンセルすることにしました。

しかしながら予約していたレンタカーはl早割申し込みでWEBからの中止ができない状態でした。また、月末にも旅行の計画をしていたためこの中止の予約と合わせて、月末のレンタカーの予約を一番安いやつでと伝え、電話口でまとめてしていました。

いざ、当日。

用意されていた車種はダイハツ・ミライース。

人生初の軽自動車で無事に2泊3日の旅行を終え、満タン返しで返却しようと思いつつも、このままではレンタカーショップ近くのガソリンスタンドでは燃料切れになってしまいそうだったので、とりあえず近くのガソリンスタンドで5リットルほど給油しました。

軽油を

軽自動車だったので。

軽自動車≠軽油

軽自動車は軽油で走る車ではありません。

軽油は主に、トラックやバスなどの燃料として使用されるものです。

ESSOのセルフ・ガソリンスタンドで5リットルほど軽油を入れましたが、スタッフはなぜなにも注意してくれなかったの?

まあそれは仕方ないとして。

当然ですが、この時はまだ僕自身間違いに気づいておりません。

軽自動車に軽油を入れるとどうなる?

結論から先にいうと、車が動かなくなります。

そのままレンタカーを返却しようとショップに向かっていると、車の調子がどんどんおかしくなってきました。

後日調べてみると、おかしくなってきたのは軽油をいれたガソリンスタンドから走行を始めて10分程度、4.5kmほど走ったタイミングでした。

アクセルを踏んでもスピードが出なくなり、あきらかにおかしい。アイドリングも不調になります。

ひとまず、とりあえず車の通りが少ないところへ寄せていったん避難。

なんかしただろうかととりあえず直近の行動を検索してみた。

軽自動車 軽油

すると第3検索キーワードに、こんな文字。

軽自動車 軽油 バカ

こんな感じです。

第3検索キーワード候補のおかけで、ようやくこの時間違いに気づきました。

  • 検索キーワード候補ってなんて素敵・・。

こんなにも存在感のある第3検索キーワード、助演女優賞をあげたいくらいです。

もう一度僕のスペックをおさらいしましょう。

・平成生まれ
・ゆとり世代
・自動車への興味0
・軽自動車未経験
・車の運転は実家の車を週2程度運転
・ガソリンスタンドは基本セルフ
・ゆとり世代
・バカ

軽油を入れると車が動かなくなる。

何が言いたかったかというと、とりあえず軽油を入れると車が動かなくなります。

軽油をいれてしまいレッカーを待っている間、軽油を入れた軽自動車が爆発するということが書かれている記事をいくつも見ましたが。そんあことはありませんので安心ください。

整備士も聞きましたが、ガソリン車に軽油をいれて走らせたぐらいで爆発はしません。ガソリン車に軽油を入れて爆発するんだったら、ガソリン車にガソリンをいれて走っている方が爆発してます。

ちなみに、この件で整備士に色々と聞いて、めちゃくちゃ詳しくなったので軽油とガソリンの違いについて書いておきます。

エンジンの仕組みとして、吸気→圧縮→燃焼→排気のピストン運動により動力産み出します。これらはガソリン車とディーゼル車どちらも同じ仕組みです。

しかしながら、この燃焼の工程に大きな違いがあります。

まずはこちらのデータを。

発火点
物質を空気中で加熱するとき、火源がなくとも発火する最低温度
軽油:250℃ ガソリン:300℃
引火点
火炎を近づけた時、瞬間的に引火するのに必要な濃度の蒸気を発生する最低温度
軽油:40~70℃ ガソリン:-43℃

参考:八光電機

ガソリン車の場合は引火点の低いガソリンに着火させて燃焼しているのに対し、ディーゼル車の場合、圧縮した高温の空気に霧状の軽油を吹き付け、軽油の温度を着火点まで高めることにより、自己発火させています。

簡単に言うと、ガソリンには強制的に点火して燃やすのに対して、軽油は自分で勝手に燃えています。

ゆえに、ガソリン車の燃焼工程を経て軽油に着火させても燃えません。燃えないがゆえ、軽油が車の中に残り詰まることで、車が動かなくなります。

だから、ガソリン車に軽油をいれても動かなくはなりますが、爆発して燃えることはないので安心してください。

また、ディーゼル車にガソリンを入れてしまっても、発火点が300℃以上にならない限り燃焼できず詰まるため、車が止まってしまいます。

ガソリンはすぐに引火してしまうのでとても危険です。灯油や軽油のように簡単に持ち運べなくなっているのもこのような理由です。

あと、軽油を入れたらどうなるかと言うと、メンタルがやられます。

メンタルをやられる

さっきあれほど褒めた第3検索キーワードですが、バカと出るとやっぱりへこみます。そうか自分はバカなんだ、自分はなんてバカな人間なんだと、哀れな思いをします。

もう一度僕のスペックをおさらいすると、こんな感じです。

・バカ
・バカ
・バカ
・バカ
・バカ

そんなはずはないと、10年ぶりくらいに脳内メーカーをやってみました。

なんということでしょう。

僕はいつの間にか友達思いの素敵人間になっていました。

それでは僕のメンタルが回復したところで、今後このようなことが起きないために、そして、今まさに軽油を入れてしまった方のために対応方法を紹介します。

軽油を入れてしまった場合の対応方法

給油間違いをしてしまった場合でも、エンジンをかけていない時と、かけてしまった時で修理費用も大きく異なってきますので、まずはこちらの対応方法を見てください。

ガソリン車に軽油を入れてエンジンをかけていない場合

まず、ガソリン車に軽油を入れてエンジンをかけていない場合は、ガソリンスタンドのスタッフに事情を伝えましょう。

ガソリンスタンドに整備士がいる場合はその場で対処してもらえますが、いない場合はJAFなどの業者を呼ぶ場合があります。

ガソリンタンクの洗浄のみで済む場合があるので、費用も比較的抑えられます。

ガソリン車に軽油を入れてエンジンをかけてしまった場合

ガソリン車に軽油を入れてエンジンをかけてしまった場合は、ガソリンタンクの洗浄だけでは済みません。

軽油が車のチューブやポンプなどのあらゆる部品に浸透してしまっているので、それらの洗浄をする必要があります。

まずは、すぐにエンジンをとめて加入している保険会社かJAFへ連絡を入れましょう。

僕の場合はレンタカーだったため、手元にあった連絡先へ連絡しました。すると、保険会社の方がレッカー車を呼んでくれました。レンタカーの場合はあわせて、車を借りた店舗に電話も入れましょう。

修理費用の内訳

それでは、今回請求された修理費用の内訳を説明します。

僕の場合は、ガソリン車に軽油を給油しエンジンをかけて走らせてしまったため、修理費用が最大限にかかっています。担当していただいた整備士によると、以下の2段階に分けて修理費用に違いが出てくるそうです。

ガソリン車に軽油を給油してしまった場合

以下、赤枠内に記載された部品をすべて洗浄する費用がかかります。

ガソリン車に軽油を給油してしまった場合の請求費用

ガソリンタンクとそれに付随する部品の洗浄が必要になります。

作業内容・使用備品 数量 単価
フューエルポンプ交換(タンク内洗浄) 1 10,800
ガスケット、フューエル サクション 部品 1 2,214
ポンプ アツシ、フューエル ウィス 部品 1 37,800
チューブ S/A、フューエル ミニツ 部品 1 1,674
チューブ S/A、フューエル サクシ 部品 1 1,674
合計 54,162円

エンジンをかけていない場合の修理費用は、54,162円程度になるそうです。

ガソリン車に軽油を給油してエンジンをかけてしまった場合

さきほどと同様、赤枠内に記載された部品すべて洗浄する費用がかかります。

ガソリン車に軽油を給油してエンジンをかけてしまった場合の請求費用

エンジンをかけた場合、ガソリンタンクから軽油が部品に浸透していくため、浸透してしまった部分を洗浄していく必要があります。

また、車を走らせた場合は、浸透していく部品が多くなるため、走らせれば走らせるほど修理費用がかかってきます。

作業内容・使用備品 数量 単価
フューエルポンプ交換(タンク内洗浄) 1 10,800
ガスケット、フューエル サクション 部品 1 2,214
ポンプ アツシ、フューエル ウィス 部品 1 37,800
チューブ S/A、フューエル ミニツ 部品 1 1,674
チューブ S/A、フューエル サクシ 部品 1 1,674
●触媒、センサー、プラグ交換 1 7,560
コンバータ S/A、エキゾースト 部品 1 48,816
ガスケット S/A、エキゾースト マニホル 部品 1 1,134
センサ、 オキシゲン 部品 2 6,264
プラグ、 スパーク 部品 3 2,592
冷却水 1 1,512
デポジットクリーナー 1 2,160
ガソリン料金(135円/L) 10リットル 1 1,458
値引き 1 -6,480
合計 130,000円

僕の場合は動かなくなるまで走らせてしまったため、最大限の修理費用を支払っています。

そのほかの費用について:レンタカーの場合

保険については、今回の場合はレンタカー契約時ののオプションで加入できる保険にすべて入っていましたが、過失による物損のため、修理代は適用されませんでした。
しかし、レッカー移動の費用は保険適用になりました。レッカーの方にお聞きしましたが、通常だと5万円から10万円程度のレッカー費用がかかるとのことでした。

また、レンタカーの車を数日間営業できない状態にしてしまったため、営業損害という形で5万円の費用がかかるとのことでしたが、今回はショップの担当者の一存で費用は支払わずに済みました。

レンタカーショップの担当者の方、本当に感謝です。

まとめ|軽自動車に軽油、だめです。

軽油は基本的には、大型トラックやタクシーなどディーゼルエンジン搭載車に給油するためのものです。

軽自動車にはガソリンを給油しましょう。また、調べたところ軽トラックもガソリンを給油するものなので、レンタカーや普段乗らない自動車を乗る場合は、車検証または所有者に給油する油種を確認しておきましょう。

最近はセルフスタンドが多くなり、軽自動車だから軽油を入れるという間違いが多発しているようです。

ちなみに、JAFの公式サイトによると給油間違いの救援依頼は1ヶ月で269件もあるそうです。

給油間違いの原因としては、「うっかり」「普段乗らない車だった」「軽自動車は軽油と思っていた」といったものがほとんどで、認識不足や勘違いがトラブルに繋がっているそうです。

僕と同じ間違いをしないようにみなさまくれぐれもお気をつけください。

130,000円、高かったです。

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