【怖い話】自作アビトラの運用実績を公開!アービトラージの月利見込みを知ろう

アービトラージを謳うプラットフォームにお金を入金するのは気をつけましょう。アビトラの月利見込みを知ると、アビトラプラットフォームへの入金がきっと怖くなりますよ。

アービトラージ(案件)にはくれぐれも気をつけましょう。
勘違いしないでほしいのは、アービトラージ自体は極めてローリスクで稼げるので素晴らしい手法ですので、お金を貯金して眠らせているのであれば自作システムを作ってでもやったほうがいいくらいです。
自作システムではありますが、注意喚起も込めてアービトラージがいかなるものかを公開していきます。

アービトラージのロボット作ってみた

仮想通貨のアービトラージはどの取引所でもどの通貨ペアでもいいのですが、今回は国内取引所のビットコインに限定して行いたいと思います。
アービトラージの仕組みとしては簡単で、2つの取引所における価格を常に監視し価格が開いたタイミングで安い取引所で購入し、高い取引所で売却をします。
わずかな価格のキャピタルゲインを繰り返し行うことで収益を積み上げていきます。
ただ、今回はアービトラージをビットコインで行ったため送金にかかる時間を考慮すると、安く買ったそのビットコインを高い取引所で即時に売ることができないことがわかると思います。
なので、塩漬け用としてビットコインを取引所にいくらか保有しておき、安い取引所でビットコイン購入→高い取引所で保有していたビットコイン売却を繰り返すことにします。
ソースコードは非公開になりますが、Pythonでさっそく作ってみたので運用してみました。

アービトラージを運用してみた

アービトラージで準備するもの

VPS

運用資金

プログラムを常に稼働させるので、VPSで専用のサーバーをたてて運用させました。また、運用資金として450万円ほど用意し、その中から塩漬け用BTC(2.5BTC)分購入することにしました。
当時のビットコインレートは100万円ほどだったので、250万円がBTC、200万円を現金として運用開始です。

これはひとつの取引所なので片方の売買データだけになりますが、価格が開いたら注文→価格が縮まったら注文取り消しを繰り返し、約定した場合は1回の取引で200円程度の利益となるよう設定してコツコツ利益を積み上げていきます。
2週間動かした結果のデータがこちらです。

わずか2週間の運用で合計370回ほどの取引を行い、BTCの取引数量は26BTC分になりました。取引手数料や資金移動や仮想通貨出金にかかる手数料を差し引いた結果15000円ほどの利益となりました。

まとめ|アービトラージの月利見込みは1%〜6%ぐらい

アービトラージの月利見込みは1%〜6%ぐらいに収まるのが現状です。
結果としては運用資金450万円ほどに対して2週間の稼働で15000円ほどの利益だったので、アービトラージは極めてローリターンであることがお分かりいただけたと思います。
僕が運用していた時期は5月の後半から5月末まで、この当時はビットコインの値動きもあまりなかったため月利も極めて低い結果になっていますが、今は仮想通貨も値動きが大きいため、利益もおそらく6%ぐらいもしくはもう少しいくんじゃないかと予想しています。
通貨ペアを増やしたらもっと利益出るんじゃないの?という意見もありますが、通貨ペアを増やせば増やすほど同時に資金も必要になるので、月利としては同じになります。
冒頭でも述べたように、アビトラの仕組み自体は非常にすぐれたものです。市場に流動性をもたらすので取引所としてもウェルカムなのでウィンウィンの関係ですよね。
ということで、大体の月利見込みがわかった方は、くれぐれも怪しいアービトラージ案件のプラットフォームへの入金は気をつけましょう。
自作システムが難しいという場合は、日本発のアービトラージPaaSなんてのもいいかもしれません。

月利は1%〜6%と記載されていてなるほどこれなら納得です。ただ、月額25000円なので最低でも資産250万円で運用する必要がありますね。
ということで、僕は資産をもう少し増やしてからこの自作アビトラシステムを運用しようと思っています。